毎日
全ての人々の存在の中心には、彼をいつも保護してくれる天使である、不滅
の魂が存在している。14.22.3.2011 7 2019意識が深く透徹した人は、究極の真理と世間の変幻する多様性の双方を意識
している。これは逆説とも言える。彼は片方の世界と取り組みながら、その
二面性の中心に永住しているため、そのどちらの世界にもいつでも注意を向
けることが出来る。16.25.2.1152 7 2019的確に成長している人においては、男性としての強さは、女性の優しさと合
一している。1.5.0.453 7 2019人間として生きることが「内なる神」に到達する唯一の機会である。従って、
人がどんなに邪悪であり、その犯した罪により、この目標より遠くにいよう
とも、その人たちからも、その機会を奪ってはならない。16.26.4.444 7 2019悟りへの兆候は得る事は難しく、失うのは容易である。その瞬間が訪れたと
き、知的に分析し、あるいは感情的に慢心することにより、それに干渉する
と直ぐにそれは去ってしまう。14.22.5.1725 7 2019… あなたの心と精神の奥底まで十分に長く見詰め、あなたの注意を混乱させ
る日常の様々な欲望を透徹し、それを超えたとき、あなたは平和を発見する
ことでしょう。1.4.0.5, 巻6 7 2019哲学者は、混乱、紛争、自我中心の人々や物質的目的のため、活動し、かつ
「内なる神」との接触を続けていける適切な均衡を獲得するように努力して
いく。13.20.3.2997 7 2019霊的必要性を確実に求め、意識する他の人たちが存在する限り、彼はその人
たちの中に行かなければならない。外部からの命令によってそうするのでは
なく、内的命令によって—つまり利他の実践という命令からである…16.25.4.29, 巻8 7 2019… つまり、自身を知ることである。そのことにより、その他のことを知る知
識の鍵を持つことができる。特に自身の人生の意味を知ることが出来るので
ある。2.1.5.248, 巻9 7 2019… 彼は、その普遍の生命力を使用して、彼自身の体内にある心と精神を完全
に掌握しなければならない。これを阻害するのはそれ自身を完全と考え、普
遍の生命力より、自身を切り離してしまう自我である。哲学的訓練は、この
自我を克服することを目的とし、またはイエスが言うように「発見したけれ
ば自己を捨てよ」である。3.2.4.47, 巻10 7 2019彼自身の内の何かが「内なる神」への道を防いでいる。決断し、連続する、
そして勇気のある—努力がそれらを打ち払うには必要である。それらは見か
けは感情的で、情熱的であるが、本質は利己的である。3.2.1.18111 7 2019過去を考えて自信を失ってはならない。埃にまみれた記憶により、落ち込ん
ではならない。今日を新しい日に、新たな出発の日とせよ。2.1.5.26112 7 2019私たちの地球上における習慣的思考は、霊的生活を始めるときもその思考に
必然的になり得るが、その思考だけでその人生を終ることはない。1.9.0.1013 7 2019イスラム教の神秘家であるスーフィーによって実践される回想は、過去でも、
世間的な事柄を出来るだけ離れ、聖なる物へ想いを出来るだけ向けることで
あったし、現在もそうである。15.23.6.15914 7 2019彼の存在の最大の深き部分、究極の根幹、人の「内なる神」、それが宇宙の
精神とリンクされているもの、それがその物なのである。彼の全ての霊的要
素を引き起こす内的存在は、その存在なのである。14.22.3.33315 7 2019師匠と弟子の間のように強い繋がりや深く引き合うものはない。従ってそれ
は次の世にもさらにその次の世にも引き継がれていく。2.1.6.56016 7 2019青年にとっての知的そして芸術的な価値に対する覚醒は、青春時代における
性への初めての目覚めがダイナミックなことのように重要な出来事である。
しかし、哲学が提供するビジョンについての初めの覚醒はそれらを全て超越
している。13.20.1.20917 7 2019彼は他人の傍観者になるだけではなく、自身についての傍観者でもある。そ
のような第三者としての観察が出来ないときは、それが努力されていないか
らである。15.24.3.20618 7 2019彼は過去にしたことを恥じるかも知れないが、その時にはそのような人物だっ
たのである。彼がそのような「自身」に同化し続けるなら、そのような感情
が起こり、苦しむかも知れない。しかし、自身をその背後にある時間を超え
た無限の存在と同化するとき、そのような苦しみは起きない。5.6.1.47519 7 2019アメーバ、昆虫、動物そして人間の意識の違いが成長のレベルを示す。
16.26.4.18520 7 2019何れかの人に、それ以上価値あるものを見せずに、世間的執着を諦めるよう
期待するのは合理的でない。そこで彼の魂が、これらの自身の高位の価値を、
恍惚的瞬間と簡潔な悟りの体験により、予見させてくれるのである。14.22.8.2521 7 2019深い眠りが始まるとともに、私たちは無限の世界に戻り、私たちの全ての過
去と現在の存在を休止し、それらを包含してしまう。13.19.3.11822 7 2019身体に囚われ、時間に制約された条件から、自由への道を発見することが出
来ないのならば、誰も悟りを得ることは出来ず、宗教の全ての説法と哲学の
教義は無駄になってしまう。しかし、歴史や人々の伝記より、世界の全ての
国で、全ての時代に渡ってそのような偉業が達成されたことを知っており、
そのため、誰も希望を捨ててはならないのである。2.1.5.17023 7 2019知らない間に現在の進化の状態に辿りついた私たちの体験の連続がいかに古
びているか。これから登って行かなければならない目標がいかに高いこと
か…16.26.4.109, 巻24 7 2019あなたの誤った行動が苦悩を与えたから後悔するのではなく、それ以上に、
それらが「内なる神」を発見することから遠ざけてしまった原因になったか
も知れないことに後悔するべきである。5.6.1.47225 7 2019哲学は本能的欲求や人間の利己心の満足を追及する人々にはほとんど興味を
齎さない。それは、それより高位の人生があり、それらを目指して努力する
ことが可能であると理解出来る進化した人たちに適しているのである。13.20.2.16526 7 2019… これは逆説である、人は「内なる神」を獲得するには自身に勝たなければ
いけないのだが、この仕事を成功させるには「内なる神」自身が所有する力
----つまり恩寵によらなければならないのである…3.2.9.67, 巻27 7 2019これは一瞥するだけであり、完全なる体験ではないのだから、自身と自身の
生活が完全に変革していると予期してはならない。14.22.8.94, 巻28 7 2019あなたが知ることが出来るのはあなた自身の現在の状況によって限定されて
しまうというのが哲学の原理である。深く思慮する人は深き真理を知るが、
浅い人は絶対にそうならない。これが瞑想の実践をする一つの理由である。4.4.1.1629 7 2019彼の意識は未だに赤子のようである。それは成長しなければならないし、成
長するには栄養が必要である。そのためには思い出し、その観想を続けなけ
ればならない。15.23.6.16430 7 2019宇宙の意識の目的は初めから決められている。これに対して個人的に選択す
ることは出来ない。しかし、単一の方向性において自由なる意志の尺度があ
る—どれだけ短期間に、またはどれだけ時間をかけて聖なる目的が成就され
るかである。時間の要素は決められていないが、方向は決められているので
ある。16.26.4.11531 7 2019
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