毎日
「長期修行」を内面的に徹底して実行する目的は何であるか。それは修行者
の性格の隠れた部分についてさえも恩寵が行きわたるように、準備する道を
つくることである。15.23.4.461 6 2021「短期修行」では、弱点や希望または欲望から修行者を引き離すことは殆ど
何もしない。救済のために修行者の自我を管理するよりも、高位の自我を直
接見ることにより、自然と道が開ける方法を取る。執着を断ち切る姿勢が修
行者の性格に表れるのも、この自発的方法で、少しずつ、--時には速やかに--
定着するのである--15.23.1.168, 巻2 6 2021それは個人的な悩みから逃れる短絡的休息を超えるものであり、困
難で狂おしい世間から逃れる「白魔術」を超えるものである。それ
は「生命」の源泉に帰ることなのである。3.3.1.1293 6 2021落胆を生み出すどのような問題があってもその瞬間に、その問題を高位の力
に預けてみよ、そして内的静謐さに浸ってみよ。9.13.2.2984 6 2021彼らはある日、動物に哀れみを感じ、それらを殺し、調理し、食べる習慣を
止めるであろう。勿論、その殺戮は他の人によって間接的に行われている。
しかし、何らかの罪は残っている。4.5.3.1285 6 2021戦争の危機や社会的激変にも関わらず、人類はほとんど全ての件について、
どうしても自我に強く拘ってしまう、この立場は、人類がこれ以上大規模な
苦悩を受けたくないのであれば、棄却すべきであり、または少なくとも大き
く是正されるべきである。その見返りとして、その努力自体が、地球上の生
活についてより高位の目的を目指す覚醒とならなければいけないのである…9.13.4.210, 巻6 6 2021円とその他の形で合一された霊的図形は、人の高位の性格と低位のそれを合
併する形として、「内なる神」と自我の統一を意味する。4.4.5.567 6 2021世間的成功や所有に対して心の空虚感を感ずる人々は、無意識のうちに、
「内なる神」を慕っている可能性がある。2.1.2.288 6 2021憎しみや怒り、誤解、敵意、または欲望によって歪められた、あるいは集中
力や静けさ、情熱が不十分な状態で真理を求めても失敗に終わる… 「長期修
行」が必要な理由はここにある。3.2.1.59, 巻9 6 2021自我を支え、幻想に執着した結果、損失を受けるのに使用してしまう修行者
のエネルギーは、「内なる神」を求める修行を支えることにも十分に使用す
ることが出来る。6.8.4.16510 6 2021… 瞑想を生涯に渡って実践し、明白な結果を得ていない修行者は、死の瞬間
に報酬を与えられる可能性が十分ある。3.2.3.178, 巻11 6 2021修行者が観想にあまりにも深く入り、他人の存在すら気付かなくなってきた
とき、彼の瞑想は十分に深くなっている。4.4.4.8512 6 2021「内なる神」に直接、触れたとき、私たちはそれに気付くであろう、何故な
ら、その瞬間には世間を一切忘れていることに気付くからである。偉大なる
神秘家が残した記録やこの人類の稀有なる体験の証跡がこのことを証明して
いる。15.23.7.31813 6 2021創造的瞑想の実践: 夜には翌日予定されている会議について瞑想する、朝で
あれば、その日の予定につき、またその後のことにつき思考し、あるいは訪
問先についても思いを凝らす。同時に、これらの環境でどう行動し、思考
し、話を進めるかについても想像する。そして瞑想が意義あるものにするた
めには、「内なる神」の視点からより良き立場、高貴で、そして賢明なる見
方を修行者はいつも取るべきである。4.4.4.22914 6 2021… 「短期修行」は、ひらめきを発達させ、直観を鼓舞すると言える。
15.23.1.151, 巻15 6 2021… 修行者は「内なる神」に住み、その視点で行動するため、そこには自身の
罪や咎は生じない。それらの行動に拘らず、何らの懸念もない。朝から晩ま
でこの姿勢を貫いていくが、この行動はイエスの「休みなく祈る」という諫
言を深い哲学的な意味で実践しているのである。15.23.6.129, 巻16 6 2021呼吸法の実践は過度にならないほうが良い、何故なら危険が伴うからであ
る。過度に実行するよりは、それを抑えたほうが良い。4.5.6.4717 6 2021師匠がいない時は孤独の道を行くが良い、優れた指導者から学べることを学
び、その誰にも過度に専念する必要はない。2.1.3.28118 6 2021… 争いの姿勢だったか、またはそれを克服しようとしていたか、日々の忙し
さに没頭してしまっていたのか、束の間の休息でそれから逃れようとしてい
たのか。否定的な考えや感情を心の中にとどめているか、あるいはそれを追
い出そうとしているか。彼は、日々の仕事で出会う人々に対して、より大き
な姿勢と親切な態度を実践しているか、あるいは、なぜ他の人ではなく、予
期しない他の人々が、「無限の知性」によって修行者と会うようになったの
かを認識するのを忘れてしまったのか。彼の環境は、まさに試験の場であ
り、訓練するための学校なのである…2.1.5.285, 巻19 6 2021前途に対して困難だけを考える修行者は決して目標を達成することは出来な
い。前進を可能にする肯定的な事柄を熟考し、それが発展するように働きか
けることが必要である。3.2.2.4020 6 2021修行者は自身の魂を発見するために、瞑想を正式に始める必要はない。それ
はいつも存在する現実であり、知的または感情的な信仰ではない。16.25.2.15021 6 2021人が直立して歩き、ほとんどの動物がそうしない、その理由はその姿勢が、
動物的身体と動物的性格を制御する進歩を象徴するからである。16.26.4.4822 6 2021その目標も体験も世間的な意味では華々しいものではないが、この修行自体
が人生を営む方法としては最高のものと考えられる。2.1.5.41723 6 2021かかる瞬間に感じられる自由と教えから得られる安心感は、将来の目標の価
値を示唆してくれる。14.22.4.10024 6 2021自身の奥深くから現れている努力は、人間の弱点から考えると、単に間欠的
であり、束の間のものである。自身の深奥に存在する魂そのものに、修行者
は最終的に依存しなければならないのである。2.1.3.10525 6 2021修行者が内的静謐について修行をすればするほど、環境の変化については懸
念を持たなくなる。それは一種の無関心さのように見えるが、現実的には内
的な安心さとなっているのである。15.24.2.15426 6 2021エネルギーは既に枯れつくし、時の経過のみが悲しくも数えられ、人が何を
やるべきだったかを最後に知ったとき、既に遅すぎるのである。このことが
この地球上で再び生を受け、再度の機会が必要となる意味である。6.9.2.13727 6 2021逆説は完璧である: 些少のことには目もくれなくなったとき、輝かしい恩寵
が自ずと現れているのである。14.22.5.6228 6 2021私たちの男らしさを達成することは、主に、その後の数年間に、私たちのよ
り高い自己を達成する機会を私たちに提供するという意味で、良いことであ
る。16.26.4.9329 6 2021地球は、人の存在の有無にかかわらず、その軸を回転し続ける。 人が考える
ほど人が重要とは考えていない。3.3.1.1330 6 2021
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