毎日
... あなたの性格の長所と短所、あなたの能力を成長させることと、そうしない
こと、時の流れに従い、または理性による決断、これらがあなたの人世を決定する
真の要因となる…6.9.3.32, 巻1 6 2016全てのある思考の背景にはその思考を意識することを可能とする神的な要素
が存在している。そこで私たちがその要素を求めようとしたら、先ず、その
要素と思考のギャップを広げ、その後、全ての思考を消滅させてしまうこと、
そして次に思考が起こる源泉について熟考しなければならない。15.23.8.1592 6 2016空を瞑想することを続けることにより、心は物質や時間空間、人格という幻
想から離れ、やがて真理に到達する。15.23.8.1143 6 2016... 神は人類を捉えどころのない高位の目的と、そして明らかに分かる低位の
目的を成就し、それを実現するためにこの地球上に住まわせた。 人類がこの
挑戦から逃れるにはその文明を破壊し、これらの高位の目的が人類に要求す
ることを思い出させる破壊的勢力を無意識に生み出してしまうリスクを冒さ
なければならない。9.13.4.84, 巻4 6 2016活動的で、積極的なビジネスを中心とした人生の後に、人には内的成長に力
を入れる時が来る。その時には外部で獲得した物は大抵気を散らす物となる。3.2.7.1755 6 2016絶えず変化する光景、運勢、健康、人的関係の中で、貴重な財産は、見えざ
る不変の真理があるという知識である。更に貴重なものは自身の中に「それ
が」常在しているという目覚めである。16.28.2.1056 6 2016感覚は貴方の心の外の世界について正しい知識を与えてくれるだろうか。そ
のような世界についての感覚はむしろ心の内部にある思考に過ぎず、またこ
のような思考以外の存在についての確証はないのではないだろうか。13.21.1.77 6 2016この極めて重要な段階での瞑想状態を妨害しようとするものは、それがどん
なに高潔であり、どれほど「霊的」なものであろうとも、全て拒絶されなけ
ればならない。思考が消え、全ての思考能力が無くなって初めて、理想的な
静的状態が頑なに維持できるのである。最後の偉大なる戦いが闘われるのは
この瞬間であり、この時、初めての偉業が成し遂げられるのである。この戦
いはエゴに致命傷を与えるものであり、その偉業はエゴが消え去った後、「内
なる神」との合一を果たすものである...15.23.8.153, 巻8 6 2016それは到達すべき目標というものではなく、獲得すべき境地でもなく、彼が
現在保有し、あるいはその状態に付け加える何か新しい物でもない...14.22.3.22, 巻9 6 2016... 彼は物質の世界は究極的には空間であり、全ての物質的形態は心の単なる
思考であることを発見する。そして、内的自己がこの空間と一つであること
を発見する、何故ならそれは形がないからである。彼は全ての生命の合一を
認識し、真理、本当の真理を発見する...3.2.9.63, 巻10 6 2016いつも同じ状態のもの、決して変化しないもの、それが真実である。
16.28.1.10311 6 2016彼らが心は頭脳の機能に 過ぎないと急ぎ主張した時、 彼らがその存在に気
付かず看過している心がかれらが主張することを可能にしている。13.21.1.11712 6 2016修行道は撤回することが出来ない旅である。ひとたび、出発したら元に戻る
ことは出来ない。貴方は失望してそれを中断し、世俗的関心事のため、それ
から眼を背けたと思っているかも知れないが、それは思い違いに過ぎない。
何故ならいつの日にか、抑圧された渇きによってそれを追い求めるようにな
るか、あるいは激変する出来事が人類にとってこの最後の 不朽の避難所を求
めさせてしまうからである。2.1.2.51013 6 2016思考の連続は時間で表されるが、二つの思考の合間は時間に無関係である。
その合間は通常認識されない。悟りのチャンスは逃されてしまう。15.23.8.16314 6 2016人は「恩寵」を強制する力は持っていないが、エゴによる独り善がりの満足
感を捨て、「恩寵」の源泉である----「内なる神」の足元にひざまずく力は
持っている。12.18.5.14415 6 2016そのような時、啓示を求めることもなく、予期することもないが、神の近き
を感じ、神の愛とその真実を感じる。それを欺瞞だと言う人は自分のことを
欺いている。14.22.3.43116 6 2016その存在はいつもそこにある、いつでも認識し、感じられるように待ってい
てくれる、だが、それを可能にするには内的静謐さが必要である。それを所
有し、求める人は少数である。15.24.4.5217 6 2016今までの慣習と習慣は強大な専制君主が一般大衆を奴隷化してしまったこと
を想起せよ。真実の自由は人が自身に忠実である時に初めて可能となる。こ
れらの至高の事柄に無関心な大衆のように自己に麻酔をかけることを許可し
てはならない。心の想いに忠実であれ。2.1.3.5718 6 2016真理を愛する心を持つ人、それ以外の欲望は喜んで従属させる人は、真理そ
のものから報酬を受けるであろう。12.18.1.8619 6 2016... どのような場所にも、そこで育まれた数千の思考によって形成された精神
的な雰囲気がある、私が、騒がしい都市生活を送らなければならない修行者
に霊的成長のため、時折、人里離れたところに退避することは、価値がある
と提案する理由である。3.3.1.186, 巻20 6 2016... 夕暮れ時の平和、希望の約束をしてくれる夜明け、そして美しき存在を見
る喜び、これらは価値あるもので、私たちをいつも感謝の念に満たしてくれ
る。3.3.6.4, 巻21 6 2016愛がいつかの時点でこの道には入って来なければならない----つまり「内なる
神」に対する愛だ。何故なら彼の変革を最終的に成し遂げるのはこの結合力
を通してなのである。12.18.1.9122 6 2016それは内から来るので、それ自身の権威を持って現われる。それが「真のも
の」だったなら、求道者はその真正さについて質問したり、調べたり、或い
は証明したりする必要はないし、またその価値、あるいはその疑似的悟りと
する異論について他人に聞きまわったりする必要はない。彼は自分が誰かを
知っているのと同様にそれが何であるかを確信を持って知るであろう。14.22.1.23623 6 2016彼がこの素晴らしい内的平静さを持続しようとするなら、彼は他人が彼に対
して与えようとするプレッシャーを受けないように用心しなければならない。
つまり、彼は自身に対し、また高位の自身に対して正直でなければならない
のである。15.24.3.5524 6 2016空の虚無的な体験の時、神秘家は記憶の感覚と思考が完全に閉ざれているの
を発見する... それは意識が現世の生における喜びも悲しみも含めてその重荷
から離れたことを意味する。15.23.8.36, 巻25 6 2016... 彼が人間の生存において何が 真実 かを知りたいのならば少し手間をかけ
なければならない。彼はこれらの書物を再読、再思し、その意味が突然明ら
かになるまで、努力を続けなければならない、努力を続けていればその日は
訪れる...13.21.4.7, 巻26 6 2016... 人が五感を通して外部で受け、最も強制的に印象付けられる体験を最高の
真実として考え、彼自身の思考や空想により、内的に形成され、ほとんど強
制力がないほど弱く印象付けられる体験を真実でないと考えることは極めて
自然である。しかし、真実の形而上学が可能とするように、彼が何かを見て
それを体験していると信じている時は、彼は思考を見て、体験しているので
あり、また宇宙全体が、宇宙と個人の心によって共同して形成された一つの
画像であると認識する内的見地に到達した時、 彼は将来待っている神秘的直
感や 超常神秘的悟りに対して無意識に持つ抵抗感を持つことは無くなるであ
ろう。13.21.4.7, 巻27 6 2016... この時代の人々は高位の自己の自由さに近づかなければならない...
12.17.1.219, 巻28 6 2016「内なる神」はいつでも呼びかけの範囲にいる、何故ならその隠れ家は人の
心臓より、遠くないのである。だが、呼びかけなければ、あるいは呼びかけ
ても信仰がなければ、あるいはその信仰を忍耐強く維持しなければ、答えは
帰って来ない。14.22.3.2729 6 2016夢を見る人が無意識に姿、形を作り出し、それを見るのと同様に、目覚めて
いる人も世界について自身が考えていることを経験しているに過ぎない。こ
れらの思考がそこに無ければ 彼も そこにはいない。そして彼の世界もそこ
にはない、彼と彼の経験は彼の心の内容なのである。よく空想されているよ
うに、かれが心を 持っているのではなく、彼、つまり—エゴとしての思考が
—心の 中にあり、それから離れていることは決してない...13.21.3.29, 巻30 6 2016
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