毎日
目にも見え、接触も出来る否定的事実や、数知れない失敗の連続、長年に渡
る挫折感にも関わらず、数多くの人々が、長い期間、数多くの国々で、全く
見ることが出来ず、名もなく、形もなく、見えない、聞こえない、神を何故
求めて来たのだろうか。その答えは、神の存在でもある「内なる神」が、人
間としての彼らの性格となっているからという簡単で、驚くべき事実による
からである…2.1.5.11, 巻1 5 2019生きている間に自我を消滅させることは出来ない、しかしながらその機能は
「内なる神」の単なる従属するものの1つに限定される可能性はある。6.8.1.1852 5 2019… 彼は自我を謙虚にさせるべきである。彼はこれを自身で密かに、静かなる
瞑想を通してするべきである。そうすれば人生が公然と過酷な周囲の出来事
によって彼を扱うようにはしないであろう。3.2.5.191, 巻3 5 2019真理は何遍も繰り返し異なる形を取り、表現されなければならない、何故な
らいつの時でもその時代の文言により表現されなければならないからであ
る。12.17.1.1824 5 2019人が欲望、恐れ、怒りより自由でない時は、彼は「内なる神」と合一されて
いないか、または彼が示している力や美徳などの他の性格と合一されていな
いかについて、確認すべきである。5.6.4.865 5 2019永遠に生きないことを喜ぶべきである。それは恐ろしい考えである。もし死
がなければ身体に束縛され、来る日も来る日も生き続け、多くを約束してく
れるようだが、結局は何もない全てのことを経験しなければならないのであ
る。いや、プラトンが言うように最終的には物理的墓場から束縛され、次の
生を受けるまで豊かな休息を味わえることは良いことである。6.9.1.236 5 2019極度の緊張と大きな危機の中に、修行者は「高位の自己」を思い出し、魔よ
けのような力があることで勇気と忍耐力を確信すべきである。それはいつも
そこにある。14.22.3.1337 5 2019恩寵の優美さは彼が求めることを齎すのではなく、彼が必要としていること
を齎す。この二つのことは時には同じであるが、時には異なる。賢い人に取
ってはそれらは合致しているが、そうでない人の場合には鋭く対立してい
る。12.18.5.2358 5 2019他の人々の悪い行為に対しては素早く批判し、自己の悪い行為についてはそ
れを認めるのが極めて遅い自我、これが彼の最初で最後の敵である。6.8.3.1049 5 2019彼は自身の性格については厳しく対応し、それを撲滅することにより、イニ
シエーションの時に訪れる霊的恩寵を受け入れられるような気高い精神を準
備するべきである。2.1.6.76110 5 2019彼は、そのように準備が出来た時には、多くの人々にサービスを提供すべき
である。しかし、その時が来るまでは、自身の修行に励み、自己の道徳的性
格を高め、教えについての知識を深め、毎日の祈りと崇拝の中で自己を卑下
し、魂にリンクされている直感の絆を涵養することに専念すべきである。3.2.8.6611 5 2019自己の感情としては自身の成長は失望するほど遅過ぎるが、受胎している時
から自身は聖者なのだという想念は彼の理性にも訴えるべきである。5.6.1.41712 5 2019謙虚になるということは、自身の性格や知性の (他の人々のではなく) 不足が
自身のほとんどの問題の原因であるという冷たい事実を潔く認めることであ
る。12.18.3.4813 5 2019第一に自己の本当の存在について正確に理解することが必要である、その上
でそれを悟る実践へと進むことが出来るのである。5.7.1.12914 5 2019この瞑想の深い段階では、身体についての意識はほとんど無くなっている。
そこに意識されている物は彼が使用するものや着るものとして対象化されて
おり、彼自身ではない。彼は純粋に霊的な存在と感じられるのみである。15.23.7.8215 5 2019彼の性格や資質にとって輪廻の生を受けることが必要なものは全て生を受
け、この世で展開されなければならない。6.9.2.15016 5 2019あなたの敵に対する反応が自我を避けて出来る程度に応じて、あなたはその
敵より保護されることになる。彼の敵意は、冷静さと無関心さによって対応
されるだけでなく、積極的な許しと十分なる愛によっても対応されなければ
ならない…5.6.5.315, 巻17 5 2019「内なる神」の恩寵は、彼に対して明らかに示される以前に密かに彼の内や
外で存在している。12.18.5.27118 5 2019自我の働きを減少する努力は生涯に渡り、しかもそれでも成功したとは思え
ないが、それが心の底で--恩寵により--起きたときは、その完全なる放棄のた
めの準備として、重要な価値がある。6.8.4.42219 5 2019起きている時の意識はその対象に対する関心によって容易に気付きが起きな
いが、夢を見ている時の意識にはメッセージが届きやすい。14.22.1.14720 5 2019均衡状態を打ち壊すような全ての勢力、接触、人々または場所等は、害悪と
は見ないでも望ましくないものとして避けるべきである。3.2.5.18621 5 2019彼は人格を完成させるため、宗教的崇敬の念、神秘的直感、道徳観、合理的
知性、そして積極的有用性を発達させなければならない。このことによっ
て、「内なる神」が覚醒している時の意識に存在するのに的確な人格になる
のである。0.2.0.522 5 2019万一、彼の自我があまりにも強烈な場合、どんなに彼の熱望があっても、
「内なる神」の高度な光が彼の意識に反映されることはない。6.8.3.16123 5 2019プラトンは50歳という年齢は、単なる経験の世界から人生の高い目的につ
いて常に瞑想するように移行する適切な曲がり角であると提案した…9.13.3.135, 巻24 5 2019…「隠れた観察者瞑想」を成功裡に実践する人は、1人でなく、確信と安心
の慈愛を齎す神秘家と一緒にいる感覚を経験するであろう。しかしながら、
彼はそれ以上のことを経験するであろう。15.23.6.86, 巻25 5 2019… 高い「存在」についての信仰は必要であるという意味で宗教は必要である
という私たちの態度は経験が合理化している。12.17.1.178, 巻26 5 2019自身が選んだ行動から迷い出した場合、正しい思考により、それは矯正され
得る。また瞑想という行動を選び、そこから外れた場合、持続する努力によ
り強制され得る。しかし、天国に入ろうとすると、自我は、それを嫌い、拒
否し、矯正されたようなふりをする。6.8.4.41827 5 2019人の霊的資質の根本的試練と最終的スケールは彼の性格によって決定され
る。彼の性格はその行動により、テストされ、決定される。1.6.0.3128 5 2019「高位の力」をそれが無意識だからと侮辱してはならない、それは完全に意
識がある状態だけでなく、完全なる智恵を持つ。この力であるあなたの本当
の「自我」は、物理的頭脳からの命令や教示を何ら必要としていない。14.22.3.24729 5 2019誰も傷つけず、誰も否定しない、十全さと波長の均衡が理想である。理想的
には、積極性は神秘的直感に支えられ、喜びを愛する感覚は真理を愛する理
性によって安定されている。3.2.5.13130 5 2019科学の応用を理解し、評価しているが、その危険を憂慮し、限界を認識して
いる教育ある人々の希望は、意識についての研究と展開にかかっている。5.7.6.13531 5 2019
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