毎日
聖なる魂は全ての人に住んでいる。従って全ての人は、その持っている能力
を使用すればそれを発見することが出来る。2.1.2.4481 4 2017啓示は意識せず、いつの間にか訪れる。これらのイベントより高次の経験は
過去にもないし、これ以上甘美なものもない。14.22.4.1092 4 2017… スクリーンに映し出される映画に集中して見ている時、私たちはどのよう
な状態だろうか。そのように集中している時は何が起きているだろうか。そ
の瞬間、私たちは自分を忘れ、エゴを構成している個人的な記憶や人との関
係性、欲望、悩みや自己の矮小さ等の重荷から離れている。一時的に「私」
というものを超越してしまっているのである。「内なる神」を獲得すること
はエゴを破壊するのではなく、それから自在に離れる能力にほかならないの
である…3.2.3.29, 巻3 4 2017エゴは対象物である。心は対象物しか知らない。従って彼がエゴだけ知って
いるという時は、彼自身を知っているとは言えない。6.8.2.744 4 2017… 世界の霊的状態について個人が出来ることは極めて少ないが、自身のそれ
を向上させることはいくらでも出来る。彼が宇宙の法則についての知識を増
やすことによってそれを理解すればするほど、暗黒のように見える世界で
も、悪が隆盛を誇るような時でも、それは束の間のことであり、限界がある
ことを理解するだろう、何故なら善のみ最終的には勝利するからである。9.13.4.427, 巻5 4 2017この静寂の中から、彼が求める光や必要とする指針、そして彼が望む強さが
現れる。15.24.4.1376 4 2017恩寵がやって来る瞬間を待ち望め。無知のため、気付かず、そのためそれを
失ってしまい、受け取れなかったという失敗をするのではない。その瞬間に
は、それを温めると神聖さに変化する神秘的な感情があるはずである。これ
がその前兆である、静かに1人で座せ、全てを忘れ、他の活動を停止せよ、
そして集中でなく、思考のない瞑想に沈潜するのである。15.23.7.2467 4 2017誰かが彼に自己の中に魂があるというのを聞き飽き、自ら体験しようとその
道に入った人、彼は神秘家になる…2.1.2.187, 巻8 4 2017輪廻転生そのものの性質上、誰かがその正しさを証明することは出来ない。
しかし、私たちが、進化や歴史、能力、天才性、性格、不公平さを理解する
に当たってこれほど合理的な理論はなく、また私たちが一体何故この地球上
に生まれたのかという大問題を解くのにこれ以上役立つ理論はない…6.9.2.95, 巻9 4 2017量子力学の発見で形而上学上価値ある業績は、空間と時間の中で発生した宇
宙のプロセスは、空間と時間の中にもともと存在しないものから起きたとい
う発見である。13.19.4.1810 4 2017私たちが、子供たちに地理よりも無欲を教え、歴史よりも人間形成につい
て、他の数多くの科目よりも正しく生きる方法について教育することで、学
校教育を正しいものにしたならば、世界は正しい方向に変わっていくであろ
う。9.13.2.65411 4 2017彼は自分も他人も欺くことは出来るが、カルマの力を欺くことは出来ない。
カルマの前では、自分の行為について責任を持たなければならず、その報い
は受けなければならない。ここから逃れるところはどこにもない。6.9.3.5312 4 2017彼自身の性格により、また宇宙の計画に調和して、過去から流れ来る影響は
彼の考えと行動を1つの方向に強制してしまう。彼はこの方向を独自にそし
て自由に進んでいると思うだろう。人が捉えどころのない錯覚をしている原
因は、彼が自己の自由に対していかに限界があるかに無知なところから来て
いる。6.9.4.1813 4 2017… 私たちの深奥に存在する神のような本質が意気消沈したり、憂鬱さを感じ
たり、または悩みを表現するのではない。私たちがその本質を私たちの真実
の存在とし、その本質を生きる基盤として頼ったとき、私たちはこのような
否定的な考えを拒否するであろう。9.13.1.370, 巻14 4 2017… その道は長い道かも知れない、しかし成功が訪れるとき、予期せずに訪
れ、そして最後の段階は短く、素早い…3.2.2.49, 巻15 4 2017あなたのカルマはスピードアップされ、全ての事がある範囲で加速される。
これは心と性格のある部分の活動を強制するために必要なのである。これら
の学習を始めてからどれだけの事を成就したかを考えてみるが良い。それを
始める前の心の状態を振り返ってみるが良い。6.9.3.17716 4 2017それぞれの惑星の住人は異なる進化の段階に属している、ある住人は高い段
階、ある住人は低い段階と。これは何も人間に限った事ではなく、動物や植
物にも当てはまる。彼らは、進化のある段階で、現在の境涯を表現するた
め、または次の段階への準備のために、相応しい条件を求め、大きな波の中
で1つの惑星から他の惑星へと移り住む。従って仲間から外れた者や進化が
遅れている者は、低い次元の惑星へと移り住む、何故ならそこが気持ち良く
住めるところだからである。反対に大衆に先んじ、さらに進化するために格
好な条件を見つけられない開拓者たちは、高位の段階の惑星へと移り住む。16.26.4.23617 4 2017意識は全ての経験において独特の要素である…
3.2.3.29, 巻18 4 2017このような危機の時には、高位の存在を少しでも信じ、それに仕えようとす
る幾ばくかの熱意でも、保護してくれる価値を持っている。7.11.4.10119 4 2017私たちの動物的な部分は忘れられる宿命にあるが、霊的部分は年齢を知ら
ず、死ぬこともない。物理的身体は動物的な部分に属している。それを永遠
なものにしようとする試みは、失敗するが、その原因は、仮のものと永遠の
ものとを混同することから来ている。7.10.1.3620 4 2017この閃光を炎に変えるために資するのは、聖典であるなしに関わらず、霊的
書籍を読むことであり、このような愛によって完全に満たされている人々に
執筆された書籍を通じ、その人たちと霊的に関わることである。2.1.6.10921 4 2017シャンカラとラマーナ・マハリシは、ともに身体を認めることは無知である
とし、前者は「解脱の希望がない」結果となるとし、また後者は、「全ての
悩みの根本原因」であるとした。彼らの主張は確かに正しい。しかし、肉体
を認める以外に初めに何が起こると言うのであろうか。それは誰もが知って
いる初めての認知体験である。ただし、過ちはそこに留まり、それ以上に探
求しようとしないことだ。もし----長い間、努力を維持し、続けたとしたら----
彼は究極的に真理を知る:そして知識が無知に取って代わる。6.8.4.38422 4 2017私たちの中に存在する聖なる魂は感覚による印象を超越しており、その影響
を全く受けない。私たちが魂を意識出来たとき、私たちは感覚を超える生存
の秩序にも気付くようになる。14.22.3.34323 4 2017私たちは個々の自我や、人、エゴは心によって作られたものであることを認
め、従ってそこから撤退し、それから離れ、それと私たちの間にスペースを
入れ、その執着から更に離れることを学ばなければならない。この過程が進
むにつれ、私たちは真理とそれを悟ることに近づいていく。6.8.4.19024 4 2017三番目の段階 —-深い瞑想状態 —は、彼が外の世界を忘れたとき、彼の身体
でそれを見ることも、触ることもせず、聞くこともせず、匂いをかぐことも
しないとき、そして記憶と人格が無の状態となり、その注意力が「内なる
神」を思考し、それに吸収され、完全にそれと合一したとき、その時こそ、
それに到達することに成功する。15.23.7.5825 4 2017エゴは存在していなければならない、何故なら世間での活動にはそれが必要
なのである、しかし、エゴが人の全てを管理する必要はない。「高位の自
己」も存在しているからである。6.8.1.3926 4 2017思考という意識を自在に無にする訓練が出来たならば、あなたの悩みはそれ
と共に自然と消えてしまう。これはヨガの現実的で価値のある収穫である。15.24.4.11427 4 2017「魂」の存在を否定する人々にとってその存在を証明する三つの象徴があ
る。それは何かと言うと、道徳的良心、芸術的想像力、そして形而上学的思
考である。14.22.3.41728 4 2017エゴは大目に見られている時でも非難されている時でも、強力である、何故
ならどちらの場合でも、自己中心のやり方に人を縛り付けてしまうからであ
る。6.8.3.5529 4 2017この自己を正しく認識できないということは単に形而上学的誤りというだけ
ではなく、心理的性癖でもある。私たちは知的な努力によってその誤りを正
すことは出来ても、この性癖を何とかしなければならない。それはあまりに
も深く刻み込まれているため、全的努力によってのみ、それを変えることが
可能なのである。その努力を修行と呼ぶ。1.1.0.3730 4 2017
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