毎日
彼は自身の人生を長年の間、自分で管理するように努めてきた。しかしなが
ら、その結果は嘆かわしい物が多かった。もう「内なる神」に任せる時では
ないだろうか。12.18.4.311 2 2016エゴの支配を内的に断ち切ることが出来ない、あるいはそうしたくない者は、
外部から、そうしなければならない。しかし、初めの方法は情的苦痛と精神
的動揺を齎すのに対し、二つ目の方法は、混乱、失望、病やダメージをも齎
してしまう。6.8.4.2162 2 2016... 夢を見ない深い眠りを体験しているときは何が起こっているのだろうか。
答えは存在の源泉に彼は連れて行かれ、身体、情的、精神的そして霊的な意
味で全てを変革される。そこに連れて行ってくれるのは「恩寵」である。13.19.3.94, 巻3 2 2016この話題は言及する価値は極めて大きいが、しかし最も理解されないことで
ある。誰でもそれについて多少の理解が出来た者は——それより多くを望む
のは望み過ぎである--多少の責任を負う。彼はそれについて彼の同胞と語り
合わなければならない。16.28.2.604 2 2016裕福な両親のもとに生まれるよりも賢い両親のもとに生まれるほうが良い、
何故なら子供は霊的な価値を教わるだけでなく、目の当たりにそれらが実証
されることを見るからである。6.9.2.95 2 2016内なる声を信じ、そのガイダンスを信じなさい。それらがよく分からない時
は、しばらく待ちなさい、そうすれば自然と明らかになっていく。14.22.1.1146 2 2016それは習慣的なので自然のことと言われるが、現在の人類はその精神的関心
事を外的出来事に向けている。瞑想はこの方向性を逆転させ、人の小さな精
神世界を、その源泉である--「心」--にもう一度向けようと試みる。4.4.0.27 2 2016... まるでそれは神々が、彼がこの達成のため、どこまで真剣かを見るため、
彼の忍耐心と努力を試しているようでもある。彼が初めのいくつかの障害や
反対で諦めればそれほど熱心とは言えない、しかし彼が忍耐を続け、さらに
努力を続け、何が起ころうとも諦めずに、続けた時、神々は次のように言う
「ここに真理を心から知りたい人がいるぞ、これは知らせてあげなければな
るまい」と。このような態度に彼は発展させていかなければならない...2.1.2.503, 巻8 2 2016人生における最も気高き使命と有益な仕事は哲学の教えである。
13.20.4.2789 2 2016偉大なる精神面での教師が自らの弟子に対してエゴを降伏し、自己を放擲す
ることを要求する1つの重要な理由は、心が自己の個人的な事柄に没頭し続
けている時、心が、自らの可能性に狭隘な制限をかけてしまうからである。
それは、自らが日々、年々に思考するテーマとはあまりにも異なり、あまり
にも遠い世界の普遍的な真理に到達することは出来ない。自らに課した狭量
さを打ち破ることによって、人の心はその奥に潜んでいる無限で聖なる魂を
覚知することが出来るのである。6.8.4.210 2 2016「内なる神」より人に近いものはない、何故ならそれは彼の生命や心、感情
の出所だからである。しかしながら、それは彼にとって最も遠い存在でもあ
る、何故ならそれは彼の経験や意識について彼が慣れ親しんで来た全ての知
覚器官では全く捉えられないからである。14.22.3.18411 2 2016世間で私たちが生きる上で、世間が私たちに課す要請に私たちはどのように
したら正しく対処できるかについて学ばなければならない。正しくという意
味は私たちの内的目標と調和してという意味である。9.13.2.16812 2 2016... 愛し合う2人はその身体が異なる大陸にいてもお互いに近くにいる、反対
に憎み合う敵同士は彼らの肉体が同じ部屋にいてもお互いに遠い存在であ
る...6.9.2.47, 巻13 2 2016忘れることも出来ないその瞬間に、魂は静かに、しかし明確に彼に語りかけ
る。それは彼と宇宙や他の人との本当の関係性について語ってくれるであろ
う。間違いなく魂自体のことは話してくれるだろう。それは彼をその肉体か
ら離脱させ、高き所からそれを見下ろし、肉体は最も貧弱で意義のない部分
であることを十分認識出来る時間を与えてくれるだろう。そして最も素晴ら
しいことは、その後に世間に戻って孤独の闘いを始め、その瞬間を忘却して
しまった後も、魂は彼の傍を離れず、その背後から去らないという固い確信
に溢れることである。14.22.6.30414 2 2016「内なる神」は——あなたがそれを発見する幸運を持っているならば——安
心感と支援を与えてくれる。12.18.4.16215 2 2016一日の活動の全ての中で、この活動をしていないという瞬間、瞑想への退却
こそ、主要な活動とならなければならない。それが中心であって、その他の
ことはその周辺の活動となる。4.4.1.116 2 2016内的な霊的生活においても、または世間的な仕事の面においても、機会を発
見し、知り、それを受容する技術を涵養することは、極めて重要である... 無
知や準備のなさによる無分別さ、または論理的制約や直感を排除することに
よってこれらの機会を見逃すことは、容易に私たちのものとなったはずの成
功や幸せの一部を見逃すことになる。9.13.2.194, 巻17 2 2016前世より引き継がれた精神的傾向性や肉体での遺伝や環境からの影響、社会
の影響や教育による考え方は----真実を知りたいのであれば、彼がそれを無意
識に変形することなく、全て訓練され、浄化されなければならない。13.20.3.12818 2 2016この地球上に、生身の肉体と血液より構成された身体に生まれたということ
は、それは 私たちの 考え違いである。苦悩し、苦労を経験することは私た
ちの運命なのである。そうとも、満足することもあり、私たちは生に執着し
て、次の転生により、また新しくなる。私たちはいつも、人が経験すること
は時間と空間に相対するもので、それらは過ぎ去り、遠ざかるものであるこ
とをいつも思い出さなければならない。どこにだろうか。高等動物として神
と住む大宇宙の高位の世界にである。13.19.2.5519 2 2016過去に私たちがどうだったかは重要ではない。私たちが今、どうかが重要な
のである。私たちが未来に自分をどうしようと思っているかが極めて重要な
のである。6.9.2.5720 2 2016彼は貴重な目標を目指して努力しており、忍耐のいる困難な訓練も経験して
きた、そして全ての段階を完全な理解と明確な見通しによって経てきた、従っ
て、直感は本日ここに湧き、明日に消えるということではなく、彼が一度そ
れを得たとき、それは継続し、永遠に保たれるものとなる。13.20.4.19921 2 2016彼がこの地球上における前世に属する長い転生を振り返ったとき、「自然」
の智慧と転生の原理につき、新鮮な驚きを感ずるであろう。地球上の生が一
度しかなかったとしたら、彼の成長は終わっていただろうし、自己の過去で
頭が一杯になり、新しい方向には進めなかったであろう... 生の連続する中で
の休息や、新しい環境、異なる周囲や新しい人間関係がなければ、より高い
レベルへと成長することは出来ず、行き止まり、あるいは反対に低いレベル
へと落ち込んでいたであろう。6.9.2.160, 巻22 2 2016この経験をし、その記憶を持っている人たちは全て、宇宙には無限なる生命
力が存在し、----それが常住し、完全な智慧を持ち、全てを知っている存在で
あることを証明する。その存在との接点が「内なる神」なのである。14.22.6.30223 2 2016... 瞑想は全ての人にとって重要である、何故なら瞑想なしでは人は聖なる中
心より遠く離れた距離に住むことになり、人生が与えてくれる最良の事を理
解することが出来ないからである...4.4.1.2, 巻24 2 2016もし彼が与えられる機会喜んで受けていったとすれば、その結果は全ての方
向で良好なものとなる。彼が新しいサイクルの予兆を感じ、決断をし、また
はそのように行動していくならば、道は開けていく。9.13.2.19925 2 2016超人は寝ているとき夢の世界が霊的なものだということだけでなく、目覚め
ているときも、現実の世界が霊的なものであるということを知っている。13.19.3.4326 2 2016直感が命令を与え、知力がそれを実行しなくてはならない。そのように推論
し、実践し、その詳細について対処することは知力に委ねられる。しかし、
指示を与える機能と、命令を発する権限は、直感にのみ与えられるものであ
る。14.22.1.5527 2 2016人生は人々を幸せにしたり、不幸にしたりしようとはしていない。それは彼
らを理解させようとしているのだ。彼らの成功や失敗は、これを理解するこ
とに成功するか失敗したかの副産物として訪れているのである。6.9.3.26028 2 2016私たちは小さな行動や、目立たない動きが、全く新しい経験を生む結果にな
ることがあるということについてほとんど知らない。9.13.2.20229 2 2016
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