毎日
人々が本当の危機、本当の誘惑、または本当の苦難と面と向かった時、その
本当の人格が表れる…5.6.1.32, 巻1 1 2018精神が感覚による経験から離れ、自我を忘却して、深き静謐に入ったその状
態は、瞑想者が観想を成就していると言える。15.23.7.292 1 2018洞察力が人の生命に必ず存在するという画期的な知識を習得することは、強
い力によって誤った思考をしてしまう全ての習性を克服し、強い力によって
悪い感情を抱く全ての習性を中立化し、そして強い力によって悪い行いをし
てしまうという全ての習癖を無くすことにより、開発することが出来る。つ
まり、慣れ親しんできた「私」が足元から崩れてしまわなければならないの
である。これは三つの訓練により可能である。三つの技術とは、私欲のない
積極的行動を実践する中で形而上学的反省、神秘的瞑想、そして絶えず自己
の根源を想起することである…13.20.4.178, 巻3 1 2018神秘的啓示が起きている瞬間、人はこれが 自身が所属すべき所であり、そ
こでこそ真の安らぎがあるという直感を得る。14.22.6.3764 1 2018彼が自我の幻想を消し去る勇気を持ったとき、新しく、そして真実
の人生が自身の中に生まれるであろう。6.8.4.4785 1 2018自我はこの修行によって自己が完全に抹殺されることが明らかな場合でも、
自己を保護しようとするであろう。6.8.4.3096 1 2018偉大な教師は、弟子の自由を奪うことなく、弟子を教化し、影響を与える。
16.25.5.757 1 2018私たちが、この偉大な真理を心から受け入れ、全ての人の人生は因果の応報
の影響を受けていると謙虚に認めたとき、私たちは美徳の必要性を実感し始
める。6.9.3.968 1 2018この出来事と共に彼の個人的生活に新しい時代が開く。彼は自身の人生で初
めて今まではその影しか知らなかった真の存在に触れた気がする。良い結果
の全体の輪における初めてのリンクでもあり、従って、現実には最も大切な
ものである。一度、「内なる神」に対して忠誠を誓い、その象徴としてこの
道に入った者は、深い関与を始めたと言えるが、その究極かつ壮大な結果に
ついては、彼はまだ漠然とした、そして部分的な理解しか持っていない。2.1.2.3099 1 2018そこには時間の完全な欠落があり、自身の存在が永遠に続いていくような感
情がある。14.22.3.22310 1 2018真理は必ず私たちに授けられる、私たちがそれに飢えてしまうことはない。
しかしながら、それを受ける能力があって初めて与えられる。2.1.5.7411 1 2018祈りの必要がないというほど高度に発達している人はいない。祈りは哲学を
求道する者の生活の中で重要な部分を占める。12.18.2.612 1 2018バランスのある発達は知力を刺激して感情を犠牲にすることではなく、その
反対でもない。それは直感を最大限に大切にし、理性の支配者とし、また感
情を抑制させる。13.20.3.26413 1 2018知性が明らかに欠ける者を愚かと軽蔑するのは容易である、だが私たちも以
前は同じレベルだったことを思い出すべきである。輪廻し、再生するという
知識は忍耐を教えてくれる。6.9.2.8214 1 2018啓示が始まった最初の数分間は、あまりにもか細く、脆弱なので、興味が他
に少しでも移ると早過ぎる終結を迎えてしまう。14.22.5.17615 1 2018魂は全ての人の心の奥に存在している。いつの日にか、それを内的に経験し
ないほど劣悪な人はいない。14.22.3.1716 1 2018彼は種が蒔かれたことに満足し、忍耐強く待つ、その蒔かれた種が、内在す
る大きな力によって、時を得て成長し、やがて成熟し、見事な存在となるこ
とを知っており、それを信じている。16.25.4.8617 1 2018彼の興味とエネルギーに働きかける多くの活動があるため、現代人は魂を探
している時間はないと思っている。そのため、それを求めようとしない、だ
から彼は不幸のままなのである。2.1.2.34218 1 2018「内なる神」は彼自身の最善の部分というだけではない、不変の部分でもあ
る。14.22.3.23919 1 2018… 人間の生存の本質は人間の思考の絶え間のない変化により、おぼろげに
なっている。私たちは行きつ、戻りつある数多くの思考の渦中にあり、その
思考の背景にある純粋な意識を発見することが出来ないのである。これらの
思考を先ず安定させ、次に静謐にしなければならない。全ての人は内部に源
泉とも言うべきものを持つ。彼はそれを持ち上げ、そこに入らなければなら
ない。そこで彼は何が真に必要かを発見する。15.23.8.204, 巻20 1 2018この素晴らしく優美な感情は本当に彼自身の中にある、彼はそれを無意識に
自身の外の光景や人に反映させ、その結果、どこにでも善と美を感じるので
ある。14.22.6.13221 1 2018奉仕することに強い熱情を持ち、感情的にもバランス感があり、知的にも優
れている人は哲学の研究者として十分なる資格がある。2.1.2.7522 1 2018「わたし」という自我から本当の「私」という意識への発達は惑星の発達の
ように確かなことである。16.26.4.22123 1 2018私たちが私たちの人生に更なる誠実さと品位を齎し、そして更なる真実と智
恵を私たちの精神に、また更に多くの善意と自己規律を私たちの心に齎した
としたら、私たちだけでなく、私たちが接触する他の人たちまで、多くの祝
福を受けることであろう。5.6.1.124 1 2018大勢の人は信じ、何人かは疑う、しかし、人に聖なる魂が存在することを知っ
ている人はほとんどいない。12.17.3.14925 1 2018哲学者は如何なる概念も持たない。概念は知力や感情にのみ、その判断を頼
る人が持つ。哲学者の拠るところは高位の声である直感である。13.20.5.5226 1 2018この人生で再びこの修行を始めた哲学の徒は、この道を再会のようであり、
故郷に戻るような道でもあると述べていた。2.1.2.22527 1 2018預言者がパワーを受取るのは「内なる神」からである。「私自身は何一つ出
来ない」とイエスは告白している。14.22.3.24328 1 2018… 彼はいつでも世界共同体の一員であることを自覚している…
13.20.1.18, 巻29 1 2018通常でない高貴な存在が心に充満するのを感じたとき、初めにやるべきこと
は散漫な注意を統一して、先ずそれに応えることである。この対応は即座に、
一瞬の逡巡もなく、何らの疑問もなく行われるだけでなく、暖かく、愛情の
こもった、感謝と喜ばしい気持ちで行わなければならない。14.22.5.13430 1 2018… 自身の悩みは自身の何らかの性格に原因があると発見すればするほど、そ
れらの悩みは終結する可能性がある。16.25.5.86, 巻31 1 2018
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